数日前にトンベクスモグォン(Dongbaek Arboretum)へ行ったのだが、その日は出てからカフェで少し休みたかった。近くのカフェを探していて偶然見つけたのがモノクルだったが、妻がトンベクスモグォンのすぐ前にあるトンバンナン(Dongbaknang)カフェへ行こうと言い、結局行けなかった。そうして数日が過ぎ、再び南元(Namwon)を訪れたので、記憶に残っていたモノクルカフェへ行ってみた。


こういう芝生の庭があるカフェが好きだ。最近の若い人たちは屋上に敷かれた人工芝を見て「わぁ!かっこいい」とよく言うけれど、やっぱり芝生はコンクリートの上ではなく、空と大地の気をバランスよく受けられる場所にあるべきだと思う。


カフェは好きだが、コーヒーやデザートの味の良し悪しはよく分からない。私がカフェを好きな理由は、そこにしかない“空間”があるからだ。
モノクルと聞くと、イギリスの雑誌社、そしてロンドンのメリルボーン(Marylebone)にあるモノクルカフェを思い浮かべる。ここのオーナーがモノクルとどう関係しているのか、イギリスのモノクルカフェと同じレシピなのかは分からないが、そんな想像をしながら静かに休めるこの空間が気に入っている。


上質なインテリアはまるでホテルロビーのようだった。バリスタの背後に並ぶ、きれいに漬け込まれたシロップ類が印象的で、レジ横にディスプレイされたデザートも美味しそうだった。ひとつ残念なのは、テーブルも椅子もどれも画一的なこと。全部が私の好みとは真逆だった。


広めのテーブルを探して屋外席に座った。済州島の中でも暖かい南元(Namwon)だからか、それほど寒くない。少し糖分が落ちていたのか、飲み物もデザートも甘いものを選んだら失敗だった。やっぱり甘いデザートには苦めのコーヒーが正解だ。

石垣の向こうには黄色く熟したミッカン(みかんの済州方言)が実り、芝生の庭の端にはピンク色の椿が咲いていて、その向こうには漢拏山(Hallasan)が凛々しい姿を誇っていた。ここは、済州島のどこか静かな田舎町の天国だった。

広々とした芝生の庭と赤レンガの建物が印象的なベーカリーカフェです。静かな田舎町の風景の中にあり、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったり。クラシックスコーンやチーズケーキなどの手作りデザートが人気です。広い屋外スペースとセンスの良いインテリアで写真撮影スポットとしても評判。落ち着いた雰囲気の中でコーヒーとデザートを楽しめる、南元やウィミリ旅行の途中に立ち寄りたい感性カフェです。
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