陽ざしがやわらかかったある午後、済州市街にある牧官衙を訪ねた。済州暮らしも7年目に入ったけれど、まだ見て感じられていない場所がたくさんあるように思う。


Jejumok Gwanaは、朝鮮時代に済州牧使(チェジュモクサ)が執務した官衙建築で、済州の行政・軍事・裁判の中心として重要な役割を担った歴史的空間です。現在は復元事業により当時の官衙建物が再現され、済州の伝統的な建築様式と歴史の趣を臨場感たっぷりに感じられます。内部には洪化閣(ホンファガク)、宴戯閣(ヨニガク)、橘林堂(ギュルリムダン)など主要な建物があり、各所で朝鮮時代の済州官衙の姿をうかがうことができます。特に夜間はライトアップで静かな雰囲気がいっそう引き立ち、済州の旧市街散策コースとしても人気です。東門市場や観徳亭、山地川にも近く、あわせて巡るのに便利で、済州の歴史と文化を深く体験できる代表的な文化遺産スポットです。
플레이스 보기牧官衙は、かつての済州市の中心部に位置している。こんなににぎやかな街の中で、今も脈々と存在し続けていることがありがたい。

多くの人が「牧官衙、牧官衙」と、まるで一つの固有名詞のように呼んでいる。けれど牧官衙とは、済州牧に置かれていた官衙を指す言葉で、朝鮮時代に済州を治めるため「1牧2県制」を施行したことから、済州牧にある官衙を意味する。

ちょうど咲いた梅が私たちを迎えてくれた。済州牧は日本統治時代、観徳亭を除いてすべて撤去され、跡地だけが残っていたが、発掘作業を通じて主要建物が復元された。



高いビルではなく、しんとした瓦屋根を見るとなぜか心が落ち着く。たぶん歳を重ねたんだろう。子どもの頃、祖母の家の縁側に座って見上げた空が、軒先の瓦と触れ合うように見えていたことを、今さら改めて思い出してみる。



ぬくもりが身体を包み、空は澄みわたり、大地は新しい緑を届けてくれる春の日。静かに歩くのにぴったりの場所だった。
コメント
1件복원없이 600년 가까이 지낸 관덕정이 궁금해집니다. 기둥에 손을 대어 보면 오랜 이야기가 전해 질 것만 같습니다. 오래된 기와며 추녀, 그림처럼 어울리는 새까지 아름다운 사진과 글 잘 보았습니다.