数日間、雨風がひどく吹き荒れていたが、今日は青空が見えはじめた。
ゴールデンウィークが始まったものの、荒れた天気のせいで家に閉じこもっていた。すっきり晴れた青い空がうれしくて、子どもたちと一緒に出かけることにした。
家を出て、西帰浦市にあるオントッポッポへ向かった。
オントッポッポは、普段は奇岩絶壁の景観を誇り、漢拏山に雨が降ると滝が現れる神秘の滝だ。

普段は水が流れない涸れ滝ですが、漢拏山一帯にまとまった雨が降った後にだけ滝が現れる特別な場所です。高さ約50mの断崖から落ちる水流は短い時間しか見られず、だからこそより印象的な風景をつくり出します。整備されたデッキ道と散策路があり、気軽に歩けるのも魅力。周囲には鬱蒼とした暖温帯林が広がり、森の小道そのものが癒やしになります。特に雨の翌日に訪れると、済州でしか体験できない自然の表情に出会えるため、自然風景が好きな旅行者におすすめの名所です。観賞前に降雨量の確認が重要です。
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雨の翌日だからか、やはり多くの人が訪れているようだ。
オントッポッポへ向かう交差点から警察官が交通整理をしている。
普段は入口の駐車場まで車で行けるが、雨上がりの晴れた日などは、大通りから歩いて行かなければならないことが多い。
ようやく駐車スペースを見つけて停め、オントッポッポに向かって歩き始めた。滝へ続く道は、済州オルレ7-1コースが通るほど景色が美しい。


どこからともなく風に乗ってきた香りが、鼻先をくすぐる。周りを見渡しても、特別目立つ花はない。ほのかに広がる香りはアカシアの花のようだが、この季節にアカシアが咲くはずもない。よく見ると、みかんの木に花がびっしり咲いていた。


「もうみかんの花が満開の時期なんだな」
5月から6月にかけて、済州の人々はみかんの花を摘み取って間引くのに忙しい。今年は少し早い気がする。
いつの間にか、オントッポッポの入口に着いた。
変わらぬ絶景が目の前に広がる。残念ながら、滝の水量は思ったより勢いがない。
前に雨の日に来たときは、水の勢いが強すぎて少し怖かったほどだ。

多くの人は、雨の日に巨大な滝を見ようとオントッポッポを訪れる。
けれど晴れた日のオントッポッポには、また別の魅力がある。雨上がりの快晴なら最高だが、滝が流れていなくても、天気が良ければ我が家は時々ここを訪れる。
オントッポッポの奇岩絶壁、屏風のように囲む木々、そしてみかんの木が広がる丘の上にぽつんと佇む建物——その風景は、まるでヨーロッパに来たかのような気分にさせてくれる。


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